こんにちは、owlsです。
私の家の庭にシラカシが植えて有り、気付けば沢山のドングリが落ちています。
ドングリを見て「食べてみようかな・・・、コーヒーが出来ると聞いたことあるな・・・」と思い記事にしてみようと思いました。
ドングリとは?
さて、皆さんは「ドングリの木って何だろう?ドングリは食べられる?」と思ったことはないでしょうか?
ここでは簡単な説明をさせて頂きます。
ドングリが生る木
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ドングリが生るのは広葉樹でブナ科の樹木になります。
ブナ科の中にもブナ属、コナラ属、マテバシイ属、シイ属、クリ属に分かれます。
ブナ科の樹木は20種類以上あり、日本に生えている木のほとんどはドングリが生るのでは無いでしょうか。
ドングリ
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ドングリは「団栗」とも書きます、ブナ科に生る果実で外側の「はかま・ぼうし」と呼ばれる殻斗があり、殻斗に覆われた物が堅果になります。
堅果は外側が渋皮で中身が種子となり、ドングリから芽が出て樹木になります。
ちなみにブナ科の中でも「椎の実」はシイ属で「栗」はクリ属(栗のトゲトゲは殻斗)となります。
ドングリは民芸品として加工されたりヤジロベーやコマとして遊ぶことができ、アート作品に使われたりします。
普通に落ちているドングリがメルカリ等で売れたりできるのも面白いですね。
![](https://owls-forest.com/wp-content/uploads/2021/11/ドングリ.jpg)
余談ですがドングリは殻のある方が上だと思いますか?下だと思いますか?
外側の殻(殻斗)は「はかま・ぼうし」と呼ばれてます。
一般的には帽子と呼ばれていますね。
私は「ぼうし」では無く「はかま」だと思っています。
ぼうしと呼ばれても殻が外れると尖った先が頭になり殻が有った丸い方がお尻と感じます。
なので殻がある方が下ではないでしょうか?
ドングリの食べ方
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ドングリが食べれるものだと言うのは大体の方が知っていると思いますが、野生の動物が食べる物と言うイメージの人も多いと思います。
実際にリス・ムササビ・クマ等の様々な動物が食べ、イベリコ豚のエサとされている事も知られているでしょう。
大昔から人も食べていた事も知られているはずです。
ブナの実とシイ類は生のまま食用とすることができます。
ナラ類やカシ類はタンニンの含有量が多く生食には向かないのであく抜きをする事によって食用にすることができます。
アクの抜き方
まずドングリを洗って水につけ沈んだものだけを使用します、浮いている物は未熟だったり虫食いだったり腐っている事もあるので取り除きます。
アク抜きは色々とやり方があるみたいで
- 2~3時間流水に漬け込む
- 皮を剥いて小さく砕いてから沸騰させたお湯で茹でながらアクを取り除いていく
- 1週間ほど天日干ししてから薄皮をむき水に1時間ほどつけておくか沸騰させたお湯で10分ほど茹でる
スダジイ、ツブラジイ、マテバシイはアクが少ないです。
食べ方
アクを除いたドングリならナッツ感覚で様々な料理に使えます。
アクが少なくそのまま食べれるドングリはフライパンで外側の皮が裂けるまで炒めて少し冷まし皮を剥いて食べる事ができます、冷めるとかたくなります。
粉にしてクッキーを作ったりできます。
コーヒーも作れます、アクを抜いたドングリを茶色くなるまで乾煎りし砕いてコーヒーミル等で挽いてからドリップします。
食べ過ぎには注意しましょう、下痢や腹痛になる恐れもありますので食べるなら適度な量にしましょう。
ドングリコーヒーが飲みたい
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ドングリの話をしましたが私が一番気になっているのはドングリコーヒー。
普通にドングリクッキーやドングリコーヒーって売られていますね、どうせなら拾ったドングリで作ってみたいと感じました。
更にキャンプ先でドングリを拾いアク抜きをしてその場でドングリコーヒーを作って飲むというのも面白いかも知れませんね。
気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
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