撤収作業はある程度慣れていないと時間がかかります。
そしてスムーズに出来ないと設営より疲れる事も有り、せっかくキャンプを楽しんでも疲れて帰る事になります。
キャンプにまだ慣れていない時は片付けに時間がかかる事とチェックアウトの時間を意識して行動しましょう。
スムーズな撤収のコツ
寝る前にある程度の物は片付けておく
朝起きてからでいいやと思いそのままにすると片付けが面倒になります。
チェックアウトの時間まで出来るだけゆっくりしたいのなら寝る前にはある程度片付けましょう。
もう使わないなと思った物や明るくなったら使わないランタン等の灯りとするものは片付けてライトは最小限の物を残すようにしておくと良いです。
道具はその都度片付ける
面倒にも思うかもしれませんが、頻繁に使用する道具以外は出来るだけ使ったらそのままにせず元に戻しておきましょう。
この作業をするかしないかで後々の片付けに響いてきます、習慣づくとさほどの面倒でも無くなります。
「何処にやったかな？」と言う道具を無くす心配も減るメリットもあります。
朝食は簡単な物で
チェックアウトの時間もあるのであまり朝食には時間をかけれません。
好きな物を食べて頂ければ良いのですが、効率の良い撤収を考えるのであれば「焼くだけ・温めるだけ」の物が良いでしょう、火を使わない物だと更に楽です。
食器や調理道具などは帰ってからでも出来る
夕食の後なら炊事棟で洗ってネットで干す等の時間が有りますが、朝食は帰ってからの方が楽かもしれません。
食器を洗っても乾かす時間が無かったり拭き取っていくのも面倒です、油汚れなどを拭き取り新聞紙に包むかビニール袋に入れて持ち帰ってから洗うのが楽だと思います。
グリルも使用する前にアルミホイルを敷いておくと楽になります、アルミホイルを炭ごと丸めて捨てることが出来ますし、グリルも汚れた所をふき取るだけで済みます。
雨の日は大き目のビニール袋へ
キャンプに来たけど雨が降っている事も有ります、雨が予測されている場合はブルーシートと大き目のビニール袋(ゴミ袋)を用意しておきましょう。
雨が降れば片付けの余裕は無くなります、車にブルーシートを敷きテントやタープは濡れたままで良いので丸めてビニール袋に入れて撤収します。
テント類は帰ってから乾かすことになります。
撤収手順
- まずは食器類とゴミを片付ける・・・食事を済ませ落ち着いたところでまずは朝食と出てきたゴミ等の片付けから始めると思います。
- テントを干す・・・湿気を取り除きカビを防ぐためにもテントを干す必要があります、食後にテントをひっくり返して干している間に少しずつ片付けを進めていきましょう。
- 小さな道具類を片付ける・・・動き回ることになるので小道具を荷物入れにまとめておきます。
- クーラーボックス等を車に乗せる・・・荷物をまとめたらテントをたたむ場所が必要になるので道具は先に車に乗せるか脇にどけておきましょう。
- テントをたたむ・・・ある程度片付けが進み場所が出来たらテントをたたみます、他の作業をしている間にテントも乾いていると思います。
- 最後にタープを収納・・・タープはそのままにしておくことで乾いてきますし途中に日陰で休むことができ、一番大きな道具になるので場所を広く使える最後に片付けます。
- 全てを片付けたらサイトを確認・・・片付けが終わったらサイトを見て回って忘れ物やペグが落ちてないか、ゴミも落ちてないか確認して何もなくキレイになっていることを確かめます。
- 洗い物は帰ってから・・・帰ってしまえば時間に追われる事も有りません、使用した洗い物や道具を洗って終了となります。
帰っても楽しかったと思えるキャンプに
せっかくのキャンプも「疲れた」と言って帰るのでは勿体ないですよね。
撤収作業は慣れていくとともに段々と早くなっていきますが頻繁にキャンプを行わない方はたまに手こずったりします。
スムーズに行うには前もって計画を立ててスケジュール管理しながらキャンプを楽しむのがコツです。
私も撤収についてはのんびりしすぎて慌てる事になったり思った以上に片付けに手こずり疲れて帰る事を経験をしたものです。
人の少ない時期だとキャンプ場の方から「のんびりして帰っていいですよ」と多少のチェックアウト時間を過ぎるのも気にせず片付け出来る事も有ります。
また来ようと思えるキャンプにしたいですね。
コメント